HANDMADE -POST JEWELRY #3520-

今はSNSで押しているボタンに姿を変えていますが、食卓で何気なく家族と使っていた醤油も、青になるのを待っている信号も、通勤電車の7人掛けの座席も、地球も、空も、太陽も。

一つのものを分かち合い共有していること。

実は、ずーっと昔から自然にやってきている『シェア=共有する』。
JAM HOME MADEが提案するのは、『シェア=共有する』アクセサリーです。

それぞれのパーツは、ネックレストップになっていて、シルバーと18金のイエローゴールドを使用し、ジュエリー製作の基本工程「切断、溶接、研磨」のみにより、すべて手作業で製作しました。

個々のパーツには、1から3520までのシリアルナンバーと JAMの文字が刻印されています。
刻印も一文字ずつ手打ちなので、打ち込む強さや角度によってもそれぞれ表情が異なり、世界に二つとして同じものは存在しません。
大きさ、形が1つひとつ異なるそれぞれのパーツ。
自分の所有するパーツは、どの部分を構成しているのだろう。
同じ列、前後のパーツはどこに住んでいる誰が持っているのだろう。
その打刻されたシリアルナンバーに抱くのはどんな思いなんだろう。
3520パーツが集まる立体作品を想像すると、そんなことに想いを馳せずにはいられません。
代わりのない唯一のパーツを所有することが、この作品全体を誰かと“共有する”こととなり、見えない『だれか』と『つながる』ということ。
それはあたかも、現代的な価値観においての「社会」そのもののようでもあります。

私たちはみんな多様性を持った唯一無二の存在であり、たとえ隣人の姿かたちが見えなくても、確かに今、隣で一緒に世界を構成しています。

そんな風にゆるくつながる現代社会で、ハンドメイドの温もりがもたらす、“共有する”という概念をかたちにしたジュエリー。
>シェア(share)
[名](スル)

1 分けること。分配。分担。
2 共同でもつこと。共有。

日常に溢れている『シェア=共有する』。